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タイトーは1992年にサテラビューのような家庭用ゲーム機を作ろうとしていた。

1995年に任天堂から発売されたサテラビュー

衛星通信を使ってゲームをダウンロードするという仕組みは、あまりにも時代が早すぎたために普及しませんでした。

 

しかし、その3年前の1992年にタイトーサテラビューとほぼ同じコンセプトのゲーム機をリリースしようとしていたんです。

 

開発を担当していたYukiharu Sambe氏のインタビュー記事によると

このゲーム機は、JSBアスキーが関わっていた。

 

ゲーム機はタイトーのアーケード ハードウェアに基づいており、ダライアスのようなゲームのアーケード完璧なバージョンを提供するつもりだったそうです。

このプロジェクトは、データの転送速度やメモリの価格といった問題があり世に出ることはありませんでした。もし実現できていればタイトーがゲーム業界を大きく変えていたのかもしれません。

 

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当時のゲーム紹介記事のスキャンと思われる画像。

1992年のトレンドはなんとVR。当時はHMDを「アイフォン」と呼んでいたらしい。

 

このゲーム機で使われていた技術は後にタイトー通信カラオケとして使われたという事です。

ソース:The lost Taito WOWOW: interview with Yukiharu Sambe