猫をタップしてコミュニケーションをするスマホアプリ「トーキング・トム」
日本では有名ではありませんが、このトーキング・トムシリーズは何十億ものダウンロード数を誇るモンスターアプリとなっています。
このトーキング・トムを開発しているのはスロベニアにあるOutfit7
このOutfit7を、中国の化学会社であるZhejiang Jinke Entertainment Culture(浙江金科娱乐文化股份有限公司)が10億ユーロ(約1200億円)という大金で買収を行った事が判明しました。
jutarnji.hrによると、2016年12月下旬に1株当たり100ドルの価格で契約が締結されたとの事
海外の企業がスロバキアの企業を10億ユーロで買収する事は過去になく、スロバキア史上最も大規模であるとしています。
中国によるゲーム会社の爆買いは止まりません。
過去にも、中国の非ゲーム企業が投資としてゲーム企業を買収するという事態が起こっています。
食品会社のSumpo Food Holdingsが、Warframeを開発しているDigital Extremesの買収。
中国で鶏肉を取り扱う食品会社Leyou Technologiesが、ギアーズオブウォー等の開発で知られる英国のSplash Damageの買収。
中国の鉱山会社Shandong Hondaが、MMORPG「Runescape」の開発・運営を行っているJagexの買収などがあります。
中国の爆買いの熱は冷めたといわれていますが、ゲーム会社爆買いの熱はまだまだ冷めることを知りません。
ソース:Report: Chinese chemical firm acquires Talking Tom developer Outfit7 | Pocket Gamer.biz | PGbiz