最強の互換機と言われていたRetron5ですが、このRetron5に使われているエミュレータがRetroArchではないかと問題になっています。
RetroArchはオープンソースのエミュレーターですが、非商用ライセンスのソフトウェアとなっています。
Libretroのブログでは、Retron5がRetroArchを利用している証拠を紹介し、非商用であるRetroArchを無断で利用したのはライセンス違反であると主張しています。
ライセンス違反となった部分はどの箇所でしょうか
・メガドライブのエミュレータGenesis Plus GXの無断利用
このコアは、非商用ライセンスの下でライセンスされている。 したがってGenesis Plus GXを利用した商品を販売する事ができない。
・SNES9x Nextの無断利用
RetroArchでは、SNES9x Nextを使用している。ベースとなるSNES9は非商用ライセンスのソフトウェアである。
・FCEUmmの無断使用
FCEUmmはGPLv2の下でライセンスされている。GPLv2に沿ったライセンスであれば、大丈夫だったかもしれない。
しかし、フロントエンドの内側にGPLv3のコードを使用しているので、ライセンス違反となる。
・VBA Nextの無断利用
VBA NextはGPLv2のライセンスである。
こちらも、無断使用と思われる箇所がある。
その他にも、細かい部分で無断使用があるようです。
詳しい情報はソース元であるLibretroの記事を参照してください。
ソース:Libretro » RetroArch, Libretro core license violations by Hyperkin’s Retron5