ノッティンガムで行われたGameCity festivalで、当時レア社でゴールデンアイの開発をしていたMartin Hollis氏が開発中の裏話を話しています。
ゴールデンアイはゴア表現のあるグロいゲームになる予定だった
開発中のゴールデンアイにはゴア表現があり、40のテクスチャを使っていたとの事。
ゲーム画面は「血の噴水」で、Martin Hollis氏はこれは赤すぎると思っていたそうです。
ゲーム開発が終盤に差し掛かったころ、宮本茂氏からFAXが送られてきました。「あまりにも多くの人を殺していて悲劇的だ」という内容で、「エンディングは病院で敵と握手する内容にしたらどうか」と提案したそうです。
宮本氏の意見を受けて実装されたのが「キャスト紹介」なんだそうです。
映画のような演出ができ、悲劇的な雰囲気をなくすことができました。
宮本氏の意見のおかげもあり、結果としてゴア表現は無くなりました
開発の方向性を変更しなかったら、doomのようなゴールデンアイが出来上がっていたかもしれません。
ソース:GoldenEye on N64: Miyamoto wanted to tone down the killing | Technology | The Guardian